こんばんは。
って誰に向かっているのかよくわかりませんが(苦笑)。
実はいま、父親が危篤状態で、
実家のある大阪に帰ってきています。
重い話でスミマセン(笑)。
全国のワイナリーを取材させていただいていた時期も、
隙間をぬって頻繁に大阪と東京をいったりきたりでした。
それで、出版社の方にも多大なご迷惑を。(スミマセン)
それだけに、例の件は・・・さておき。(笑)
ガラにもなく、いろんなことを考えながら、ひとり、
録音素材を聞きなおしていました。
これは僕が大好きなカタシモワイナリーの高井利洋社長の言葉です。
「その年その年で考えること。
自分の切ったものをちゃんとチェックする。
そして自分で考える。
理屈もわかってないといけない。
どういう理由で切るか。 そして検証していく。
そして新しいチャレンジをしていくこと。
教えてもらったこともありつつ、新たなチャレンジしていくこと。
そして失敗していくこと。
失敗しながらまた考えていくことが、自分の実になる。
とにかく考えること、考え抜くこと。
どれだけ考えたかで、自分の実になるスピードが違ってくる。
10年のところが5年になる。
前任者がやっていたこととは違う、新しいチャレンジをしてみる。
まあ失敗するんやけどな。(笑)
でも、そうすることで、なぜいままでこうなってたかの意味がわかってくる。
最初は無意味な失敗やけど、有意義な失敗に変わる時がくる。
これが忍耐や。
教えてもらって、それで同じものができても、それはしょせん同じものや。
俺はこのへんが醍醐味やと思ってる。」
「(前略)・・・僕はここから逃げられへんわけや。
ここでどうやってつくって、みんなに喜んでもらうかっていう。
場所が変わったら、悩みもちがうわけや。
人間って、だれでも与えられた境遇ってあるやん。
いろんな悩みもあるやん。
それであきらめたら、なんのための人生やねんって。
しんどいかもしれんけど、自分の境遇をいかに楽しんで生きるかっていう。
そう思ってるねん。」
僕にって、ワインは、人です。
さあ、夜が明けたようです。