熊本県山鹿市のブドウ畑で7日未明、「一夜限りの夜間収穫(ナイトハーベスト)」が行われた。
ワイン愛好家ら約100人が、頭に付けたライトの明かりを頼りに、熟したシャルドネ種の実をハサミで丁寧に摘み取った。
収穫されたのは「熊本ワイン」(熊本市)が売り出す白ワイン用のブドウで、鮮度を落とさないため、一夜で一気に摘み取るという。昨年収穫されたブドウから造られた白ワインは7月、「ジャパン・ワイン・チャレンジ2009」の「新世界白ワイン部門」で最優秀賞に輝いた。
7日は約3.6トンを収穫。来年7月ごろ売り出される予定で、熊本ワインの醸造責任者・幸山賢一さん(35)は「お盆を過ぎてからの好天で、出来は上々」と話していた。
(2009年9月8日04時49分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20090116-754442/news/20090908-OYT1T00017.htm?from=nwlb
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