構想1日・・・制作1年・・・
言うは易し・・・行うは難し・・・(笑)
そもそもの始まりもワイン会でした。(いつも開催している「飲み干す会」)
参加してくださっていた方のなかに出版の方がいらしていて、
本当にありがたいことにお誘いいただきました。
ソムリエとかでもなく(というか無資格)
ワインスクールの人でもなく(通ったこと無し)
ライターでもジャーナリストでもない(歩いて巡るだけが取り柄のウォーカーです)
こんな、ただ飲んでるだけの人なのに、書かせていただけて感謝の極みです。
いまも手の震えが止まりません。(まだアル中ではないです)
ええい、こうなったら、飲み手であることだけが強みだ!と
わけのわからない自信を胸に、
去年の夏の終わりにタイトルと内容を決めてから動き出して、
あんなことやこんなこともありましたが、
ようやくたどりつきました!(^-^)
12月17日(金)に全国店頭発売です!
それに先駆けてAmazonで先行予約発売中です!
北海道から九州まで、人気の造り手、注目のワイナリー、
ほとんど露出しない生産者にも熱い想いを語っていただき、
秘密のベールに包まれがちな大手ワイナリーにも潜入してきました。
全国各地の67ワイナリー、
自腹テイスティング約350本。
取材費も大出血で・・・(ぐはっ)
はっきりいって・・・個人的には超赤字です!(滝涙)
売れてくれないと年を越せません!(切実)
最後の編集段階までは完全に1人活動で、
休日をつぶしまくって巡って書いていました。(音楽業界でいうところのソロ活動)
それでもやっぱり書き残しておきたかったんです。いま。
基礎的なデータは記載してありますが、
科学データ的なこととか、あんまり細かいことは書いてありません。
ぐいぐい進化している日本ワイン、
毎月毎年と、状況は刻一刻と変化していますから、
すぐ古くなってしまいます。
そんなことよりも、僕は「人」を伝えたかったんです。
「人」がなにを考え、どんな未来に向かおうとしているのか。
その先に、日本ワインの未来があると思ったからです。
その土地に立って、出来る限りを尽くそうとする人たちの
努力、思想、情熱、哲学、人生、感情、姿勢、目標、笑顔、
そういうものが、少しでも、伝わってくれたらと思って書いていました。
ワインメーカーズディナーとか造り手と話が出来る機会って、
本当はたくさんあるといいのになあと思います。
熱い話を聞いてから飲むと、同じワインが、同じワインなのに、
またいっそう、美味しくなっちゃったりする。
現実的には、みなさんも多忙だし、
僕たちもタイミングが会わなくて逃しちゃったりもして、
そうたくさんはあるわけじゃないですから、そういう意味では、
紙上メーカーズディナーというか、僕からの土産話的な内容かもしれません。(笑)
この日本でもワインをつくっていることを
たくさんの人に知ってほしいし、ぜひ手にとって、楽しんでほしい。
マニアックな机上の議論よりも、まず、ここからなんだと思います。
歴史と伝統のあるフランスワインについて語るのも楽しいんですが、
自分が住んでいる国のワインについても、誇りを持って、語ってほしい。
もちろん、まだまだ、いろんな問題も抱えていることは事実で、
それは本のなかでも触れています。
とにもかくにも知るところから!(僕もまだまだ知りたい!)
冷静に見つめながら、おおいに楽しみながら、
進化する姿を追いかけていきましょう!!!
えー、なんの話だかわからなくなってきましたが(笑)
日本ワインを知りまくれることはもちろん、クリスマスのプレゼントにも、
忘年会の鍋敷きにも、大晦日のカップ年越しソバのフタにも大活躍する一冊です。
ぜひ、お手にとってみてください!!!
(ああもう・・・こんな大変なこと・・・またやりたいです!(笑))