
たくさん発見のあった楽しい一夜でした。
たくさんお話できてすごくうれしかったです。
きちんとテイスティングをして選び、
きちんと造り手が造ったままに届ける仕事。
これは手を広げすぎるとできなくなることで、
この重要さをあらためて感じました。
だって、すべてのワインが生き生きとして
本当にツヤツヤすべすべしてるんですよね。
あの柔らかいタッチとツヤツヤ感は、
高いワインだからって持っているものではないですね。

ワインの管理コントロールでぜんぜん輝きがちがってくる。
よく言われていることだし頭で理解していたつもりですけど、
フランスに行ったときにも強く感じていた味わいの差の謎が、
裏づけを持って理解できたようにも思います。

すばらしい売り手も集まっていますね。
いつも信頼して購入している、
某H酒店や某S次郎店の店主さんたちとも
(某Rワインガイドの裏話も聞けましたし。笑)
期待して耳を傾ける観客がいて、
その両者をどんな音で結ぼうとしているか。
まるでプロ・ミキサーのような存在だなあと感じました。
鈍く劣化させることもできれば、
輝かせて響かせることもできる。
まあ、どんな業界でも当てはまることなんですけど。
好きで造っていることが伝わってくる生産者と、
後を継いだからと造っている生産者がいるのとおなじとように、
ワインをビジネスの材料と割り切っている人と、
好きではじめた人がいるのは残念ながら事実で、
その意味でも昨夜は本当に気持ちよかったです。
っていうか・・・
仕事で世界中のワインをテイスティングできるのが
うらやましすぎます!(笑)
