微妙にワインネタじゃないかもしれませんが、
ちょっと気になったので。
消費者は買うワインを知るために、
ネットに流れる実飲情報を照合していく時代。
セミナーと称される接待を受けたりなんかして
一次情報「しかしない」評論家やジャーナリストや
棚に並べる「だけ」のショップが
選別されていく前段階のような気がします。
なにによって購入行動が促されるか、
そろそろ本格的に変わってきますね。
良いものがちゃんと残る時代に。
http://mainichi.jp/select/biz/it/news/20100406mog00m020027000c.html
「目の前に見える山はなに?」「このワインの評判はどう?」??外出中に携帯端末でこんな検索ができたら便利だろう。グーグル日本法人は6日、携帯端末での多様なニーズに対応するために開発中の画像や音声、手書き文字を使った新たな検索ツールについて説明した。
「目の前に見える山」や「ワインの評判」を検索できるツールとして開発されているのは、スマートフォン向けの「グーグル ゴーグル」。カメラ機能付きソフトを使い、検索したいものを撮影すると、グーグルのサーバーから似た画像を探して、関連情報とともに表示する仕組み。同社のOS「アンドロイド」を使ったスマートフォンで、無料で利用できるが、まだ英語版のみで、日本語化の時期は未定。サーバーに蓄積されている画像も少なく、まだ実験段階という。
商品を検索したときに、付近にある店の在庫情報を表示する「Local Product Search」も米国のみの試験的な取り組み。グーグル日本法人は「買い忘れや、すぐに必要な買い物がある時に便利で、米国では、大手量販店や百貨店が積極的に在庫情報を提供している」という。GPS機能を使って、今いる場所に近いレストランや銀行などを探す「周辺情報検索」は現在、米アップルのiPhone(アイフォーン)のみに対応している。
入力ミスに悩む利用者向けには、手書き文字で検索する「ジェスチャーサーチ」。ネット検索ではなく、端末内の情報を検索するツールで、ゴーグルと同じくアンドロイドを使ったスマートフォンで無料で利用できる。現在はアルファベットのみに対応し、指でアルファベットを1文字書くと、その文字で始まる連絡先、ソフト、楽曲などを検索できる。
グーグル日本法人がネット検索について聞いた調査では、文字入力以外で「便利だと思う検索方法」として、「写真・画像」(52%)、「声」(40%)、「記憶や考え」(40%)の回答が多かった。また、「検索エンジンがしてくれるなら使いたい機能」として、「適切なキーワードを教えてくれる」(47%)「近所のスーパーの在庫や営業時間が分かる」(37%)などの割合が高かった。同社の徳生健太郎・製品開発本部長は「利用者が求める内容を、1回でどのように表示するかが大きな課題だ」と話し、さらに利用者ごとのニーズにあった検索機能を開発していく方向性を示した。【岡礼子】