仏ワイン生産者、政府に温暖化対策を要求

フランスのワイン生産者やシェフ、ソムリエが、環境保護団体「グリーンピース」と共同で、地球温暖化がフランスのブドウ畑に与える悪影響を警告し、政府に対策を求める声明を、ル・モンド紙に掲載した。

 声明には、主要産地の35の生産者、マルク・ヴェイラのような有名シェフ、フランク・トマのような有名ソムリエ、醸造コンサルタントのステファン・デュルノンクールら約50人が署名した。

 「国の遺産であるフランスワインが危機に瀕している」とし、気候変動がブドウ畑を脆弱にしている問題、夏の熱波や南部からくる害虫の問題を指摘。
「温室効果ガスを減らす対策がとられなければ、ブドウ畑の適地は現在の場所から1000キロほど移動し、今世紀末までにテロワールが生き残れないだろう」
と警告している。

 声明は、12月に開かれる国連のコペンハーゲン会議までに、二酸化炭素排出量削減に向けた取り組みを強化するよう、サルコジ大統領に求めた。

2009年8月14日  読売新聞)


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