その後、いろんなワインをテイスティングさせていただきつつ、
秘密の資料なんかも拝見しちゃったりなんかして・・・ウフフ。
青木さんの研究データがいろいろ記載されていたのでアレなんですが、
北海道がどんな気候かといいますとですね・・・
【緯度】
北海道余市・・・北緯43度
ブルゴーニュ・・・北緯47度
ボルドー・・・北緯45度
【年間平均気温】
山梨勝沼・・・13度
北海道余市・・・8度
ブルゴーニュ・・・11度
【4?10月降水量】
山梨勝沼・・・833mm
北海道余市・・・694mm
ブルゴーニュ・・・年間で約700mm
ボルドー・・・年間で約800mm
【4?10月日照量】
山梨勝沼・・・1062時間
北海道余市・・・1028時間
左のラベルは北海道仕様のもの。
個人的に一番注目していたピノ・ノワールですが、
2005ヴィンテージは酸が強め、
2006ヴィンテージは果実味も乗っていてやや飲み頃?な感じ。
2006年は10年に1度!というほど気候的には素晴らしかったのそうですが、
秋雨が降ってしまい、ちょっともったいなかったそうです。
特別にいただいた新ヴィンテージのピノ・ノワールが・・・
段違いに旨くなってますよコレ!!!ピノ感がばっちりです。
いきなりワインの厚みがちがう感じで、ちょっとびっくり。
青木さん、なにか、つかみましたね!?これは楽しみな一本です!
国産ワインコンクール受賞の千歳ブラン。
酸がやや一本調子なんだけれど、
お手ごろで、なおかつ、普段飲むには旨いでした。
ピノとならんで、こちらの看板&定番?なケルナー。
シュールリータイプ(5ヶ月)もありましたが、
個人的にはこちらのフレッシュさが◎でした。
で、ワイナリー限定のケルナー・プライベートリザーブ。
これが・・・抜群に旨い!!!
ケルナーの華ばなしい花の香りと
味わいのボリュームが一段上です!!!
この後も北海道内のケルナーをいろいろ飲みましたが、
どしっとした本格派なケルナーNO1はこの一本でした。
樽をつかったものも2?3割ブレンドされているそうで、
コレは?ウマ?ですわ????というわけで即購入。
(※じつは、空港内のワインショップにも売ってました。見つけたら買うべしです!)
「ハスカップ・・・食べてみます?」
ハスカップ・・・うう!!!すっぱい!!!
果実のままだと、かなりキテマス。(笑)
なんとハスカップのすっぱさは、
ぶどうの3倍くらいあるのだそう。
そりゃーすっぱいわけです!!!(^-^;)
併設されているショップにも・・・
もちろんハスカップワインもありましたよ!
ピノのセニエでロゼワインも造っているのだそうですが、
こちらはワイナリー限定発売&大人気のため完売していました。
(がっくり・・・だったのですが、その後、道内・某ショップにてしっかり捕獲!)
まだまだ設備など
体制は理想的とはいえないのかもしれませんが、
北海道のポテンシャルを着実にひきだしつつ、
毎年毎年、確実に進歩しているという感じがひしひしと伝わってきました。
北の大地ならではの栽培、醸造、気候、
いろんな要素をつかみきって、活かしきったとき、
はたしてどんなワインが生まれているのか。
本当に楽しみです。
青木さん、お忙しいところたくさんお話をお伺いさせていただき、
本当にありがとうございました!(感謝!)
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北海道ワイナリー巡業/中央葡萄酒グレイス千歳ワイナリー(その2)
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