先週末は、岩の原葡萄園へ。
ひたすら・・・感激。
ベーリーAをはじめとする
亡くなる前年まで続けたという交配の功績も素晴らしいですが、
デラウエア、キャンベルアーリーなどを日本に持ち込んだ功績も、
いまの日本ワイン文化を底支えしていると思います。
身を投げうって、人のために役に立とうという、
その魂に触れて帰ってきました。
ワインがどうとか葡萄がとかいう以前に、
人として偉大すぎます。
その足跡をどう書けばいいのか。
姿勢を正さずにはいられません。
「ベリー系の香りが・・・」
なんていうフレーズが脳内にしみついているせいか
"マスカットベリーA"という表記が流通してますね。
「もともとの英語表記はBaily。
川上善兵衛さんの残した文書にはその音に近い"マスカットベーリA" とある。
せめて"マスカットベーリーA"という、
川上さんの遺志をくんだ、正しいかたちでの表記が広まってほしい。」
という岩の原葡萄園・坂田社長のコメントには
心に刺さるような説得力がありました。