次に向かったのが、
エーデルワインのある大迫町のおとなり、
紫波町にある紫波フルーツパーク。
■紫波フルーツパーク公式サイト
http://www.shiwa-fruitspark.co.jp/top.html
平成15年に有限会社紫波フルーツパークとして設立。
平成16年には紫波町のワイン開発を目指して
行政・有識者・ブドウ栽培農家らとともに「紫波町自園自醸ワイン開発研究会」設立。
もともとはエーデルワインなどに原料葡萄を卸している農家さんが多かったそうなのですが、
こちらでもワイナリーを!ということで設立となったという経緯があるようです。
さてさて紫波フルーツパークは、いま知名度急上昇のワイナリー!なのです。
というのも、ワイナートの主筆をつとめていた、
「かの」ワイン評論家、田中克幸さんが、ここのリースリングを激賞!したから。(だそう?)
以前に一度だけ、そのリースリングをテイスティングしたのですが、
たしかにミネラリティと立ち姿の美しい酸を感じましたが、
そのときは常温室温だったのであらためて飲みたい!かったのですが、
もちろん売り切れ。(涙)
ほかのワインを、ひととおりいただきましたが、
全体的に惜しい!というか、もうちょっとだけ果実味が乗っていたら・・・という感じでした。
まだ若いワイナリーとあって、醸造的にも、進化途中のワイナリーなのかもと思います。
赤のベリーAのロゼはとても完成度が高く、その片鱗を感じさせるものでした!(→即購入)
ケルナー、ピノ、ミュラー、アムレンシス、ヤマソーヴィニヨン、
ベリーA、メルロー、カベルネソーヴィニヨン、カベルネフラン、
リースリング、リースリングリオン、etc。
リリースされている品種の多さからも
意欲的なトライアルの様子が感じられます。
店内には毎年発売される人気商品「紫あ波せワイン」のポスターが。
なんと発売日は震災のあった、3月11日。
「今年は思い出深いワインになりそうです。」と笑う、営業の高橋さん。
震災そのものの物理的な被害は少なかったとのことでしたが
やはり、その後の客足は遠のいていたそうです。
ピザ、そば、ソーセージの体験工房も併設されていて、
(食べたかった!)
ワイナリーからの眺望も楽しいので、ぜひ訪れてみては?
ちょっと注目のワイナリーです!