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高畠ワイナリー/プレミアムブレンド/2006 - なんでもテイスティング人生。

山形【Yamagata】

高畠ワイナリー/プレミアムブレンド/2006

投稿日:

20091029_002.jpg

 

2009年秋・・・

あの高畠ワイナリーが満を持して放つ最新作!(大げさ?)

 

高畠町産100%の

カベルネ・ソーヴィニヨン39%

プチヴェルド35%

メルロー26%

 

本格的なブランドです。

そしてこれが「混醸」なのです!

 

混醸とは・・・

 

複数品種を混ぜて一気に醸造してしまう極めて根性の必要な方法。

足算するアサンブラージュでは現われない、

掛算する錬金術のごとく新しいニュアンスが誕生する。

ちなみにまぜまぜで植えちゃってるのが混植。

(※民明書房刊「万国葡萄酒秘儀列伝」)

 

↑出典でニヤリとしてくださったかたは、きっと同世代です。(笑)

 

純潔主義に突き進むブルゴーニュを筆頭とする世界のワイン界に

日本が堂々と一石投じる可能性は、

 

1)欧州品種+国産"侍"品種=ジャパニーズブレンドワイン

2)なんでもアリでアレンジ能力の高い日本らしい=混植・混醸ワイン

3)etc

 

ではないかと思う今日この頃です。

世界にはない武器を!です。

 

どんな未知の世界が・・・

 

色調は紫というよりも美しいガーネットの、

明るめの輝きがキラキラです。

 

ステンレス発酵のあと樽熟成20ヶ月だそうですが、

香りは元気いっぱいで濃度も濃く、

 

野性的な黒系の香りがごうごうと渦巻いていて

ここから小宇宙が生まれそうです・・・

 

おそるべしプレミアム!!!

 

飲んでみますと

まだまだ酸が生き生きとして

元気ハツラツです!

 

そして・・・ものすごいワイルドなレベルで

いろんな要素がまだバラついています。

ポテンシャル!

 

というわけで、飲むと結構、

順番に品種のニュアンスが感じられます。

 

アタックでプチヴェルドのスパイシーさ、

中盤にカベルネのタンニン、

終盤にメルローの甘みが、

 

EXILEのダンスのごとく、

波状攻撃してきます。

 

トータルでは品の良さも感じられて、

そこは畑さんの個性に通じるものがあるのでしょうか!?

 

樽熟成20ヶ月を経てもなお

この野性味としっかりとした酸があるので

 

もっと馴染んで三位一体攻撃をするであろう

あと1年後の姿も楽しみになりました!

 

高畠ワイナリー公式サイト

http://www.takahata-wine.co.jp/

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