そして欧州へ。
カズノコと甲州の組み合わせは、逆に、一度試してみたい・・・(笑)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20100113-OYT8T01367.htm
ワインの本場ヨーロッパに甲州ワインを売り込もうと、横内正明知事らによる海外で初めてのPRイベントが12日、ロンドン市内で始まった。この日は、在英日本大使館に約300人の関係者を招き、15種類の甲州ワインがテースティングされた。
横内知事は冒頭のあいさつで、「和食に合うワイン」として甲州ワインをアピール。甲州ワインの原料となる甲州ブドウのDNAを検査したところ、欧州産のブドウと同じだったというエピソードも披露した。
初の海外PRイベントとあって、参加した県内のワイナリー関係者の説明には力がこもった。
ワインをテーマにした人気漫画「神の雫」にも取り上げられた「中央葡萄酒」で醸造を担当する三澤彩奈・品質管理室長(29)は、「ロンドンはワインの情報発信地。この地で甲州ワインの繊細さ、新しさを理解してもらいたい」と意欲を語った。
三澤さんによると、甲州ワインは、フランス産ワインなどよりもあっさりとしており、「カズノコ以外のあらゆる和食と、抜群に相性が良い」という。
すでにフランス進出を果たしている老舗、勝沼醸造の平山繁之専務(51)は「ワインというよりは、『和の酒』として、甲州ワインを売り込んでいきたい。日本の食文化全体を、さらに外国で理解してもらう好機だ」と力をこめた。
英国人参加者の評判は上々だった。英語教師として5年前に山梨県で生活した経験があるというミッシュ・リドルさん(30)は「私が暮らしていた時と比べても格段においしくなっている。本当にお刺し身などの和食に合いそうだ」と目を細め、「いずれ、名物『ほうとう』に合うワインの誕生を期待します」と笑った。