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小布施ワイナリー/ピノノワール2e/2005 - なんでもテイスティング人生。

長野【Nagano】

小布施ワイナリー/ピノノワール2e/2005

投稿日:

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各方面から賛否両論(?)の声も聞こえてくる

曽我さんの小布施ワイナリー。

 

すぱーんと開放的な味わいのワインもあれば、

じみっ・・・と寡黙な味わいのワインもあったりして、

 

いろんな意味で造り手の感情が伝わってくるような

とにかく目が離せないワイナリーではあります。

 

「驚くほど立派なピノでないことは解っているつもりです。

 しかし、小布施はピノが原点でもあります。

諦めることなく今後も少しずつ努力して参ります。」

 

ボトルの裏側には、いつも曽我さんのコメントが書き込まれています。

「原点」とは、ブルゴーニュで修行された醸造責任者曽我さんらしいです。

 

メルローが賞を獲ったりしていますが、

このピノノワールへの原点回帰的な強い思い入れが感じられますね。

 

で、飲んでみますと・・・

 

「驚くほど立派なピノでない」

というコメントのままに、

 

力強いというよりは、

とても繊細すぎるテクスチャー。

 

熟成の結果なのか、

タンニンもほとんど感じられません。

 

ミディアムボディのなかでも

ややライト寄り。

 

薄くて旨いといわれる

出汁とか軽い梅っぽいニュアンスでしょうか。

 

エッジにはちょい枯れた

ガーネット的な色合いがあって、

 

全体の印象としては、もしかしたら、

ちょこっと飲み頃を越えていたやもしれません。

 

ただ、曽我さんらしく、飾らない、本質的なものを大切にした、

ナチュラルなつくりであることは、はっきりと感じられます。

 

まだまだ道半ばといったところかもしれませんが、

この「作品」もヴィンテージを重ねるごとに

 

ボトル裏のコメントにも、ワインのなかにも、

曽我さんの個性がどんどん満ちてきそうですね。

 

ちなみに、この銘柄に関しては、

ピノの繊細な香りを大切にしたいという思いからか、

 

全量が、ヴィノロックというブショネにならない

ガラス製の栓が使われています。

 

20091016_004.jpg

 

【小布施ワイナリー公式サイト】

http://obusewinery.com/

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