直近のヴィンテージになるほど
減農薬・ビオに切り替わりつつ、
小山田さんのセンスがますます冴えるルミエール。
ノーマルのペティヤンもあるのですが、
こちらのオランジェバージョンは
果皮の旨みを引き出す「かもし仕込み」を行い、
一本一本瓶内醗酵させた辛口のスパークリングワインです。
このスパークリングワイン、
甲州スパークリングとしてはトップクラスでしょう!
泡の細かさ柔らかさがあって
甲州らしからぬコクと濃い香りと旨味。
二次発酵からの酵母っぽい香りやほんのりとした柔らかさが
甲州の柑橘感や酸のキレ、アクセントになる苦みとあいまって、
全体としてはクリーンで、かなり品があります。
なおかつ雑味は感じられず、かもしの切り上げ方が絶妙!
ジャパニーズ・クレマンといった感じ。
しかも価格2000円だなんて、国内甲州最強認定でしょう!