某マンガにて一世を風靡したモンペラ、の、上級キュベです。
メルロー主体(約70%)でカベルネソーヴィニヨン、カベルネフラン。
おおよそメルローの味わいが主体的ですが、
後味にはちゃんとボルドーらしさが保たれています。
飲みやすいです。
2007ということでタンニンや凝縮感は
それほどでもないですが、まとまりがあって、
ほろにがい&あまい樽フレーバーが印象的。
日本ワインで言うと、井筒ワインの同価格帯メルロと似てます。
ヴァニラというよりコーヒー豆系。
マンガうんぬんはおいておいても、
たしかに口当たりが良くて果実味も楽しめて飲みやすいです。
重い&太いワインではなく繊細さというか線の細いスマートさも感じられて
なるほど、売れた理由も納得ですね。しつこいですが、飲みやすいです(笑)
[2003]ヴィンテージより正式リリースされた
「シャトー・モンペラ」の
新たなコンセプトのワインです。
彫刻用に採取される粘土のある区画で
育ったぶどうのみを使用しています。
ラベルは、ティボー・デスパーニュ氏の
妻のソフィー婦人がこの区画で採取された粘土を使い、
恋人達を表現した彫刻をもとにデザインされております。
通常のシャトー・モンペラに比べて、
こちらは、繊細さを多く感じとれます。
葡萄の熟した果実のアロマに、バニラの香りや、
複雑に混ざり合ったスパイシーさが感じられます。
新たなコンセプトのワインですが、
完成度の高い仕上がりになっております。