甲州ワインで世界進出を狙う最先鋒、勝沼醸造の、
まさに名刺代わりの一本ではないでしょうか。
なんせいつも即完売で、レアアイテムになりかけてます。
山梨県は勝沼のおとなり、桃で有名な笛吹市にある
伊勢原という場所で造られたブドウで造ったら
あら・・・グレープフルーツぽくない?
ということで「イセハラ」が生まれたようです。(たぶん)
水はけのよい小石混じりの一帯で、
じつは第3の柑橘系甲州、
新巻葡萄酒の"ゴールド"の畑も近くです。
こちらは、ある意味張り詰めた"きいろ香"よりも
リラックスして力をゆるめた酸と、香りの濃度は濃いめ。
アルコール度は11.5ですが、
ふくよかなボディ感があって、やや甘さにバランスしている感じ。
ただこの甘さが、やや、もっさりと感じられます。
熟成させて飲んだことがありますが、
このワインもやはり1年以内くらいで飲んであげたほうが
柑橘香を楽しんであげるほうが持ち味を楽しめると思います。
ていうか、このワインの場合、
入手できるかどうかですよね(汗)
勝沼醸造公式サイト
http://www.katsunuma-winery.com/aruga%20brand%20list.html