山梨県は津金という、日本有数の日照時間の場所で
独創的なワインをつくり続けている岡本さんのワイン。
2007年に念願の免許を取得されたのですが、
その際、認可のために必要な仕込み量をクリアするために
JA穂坂から買い葡萄で仕込まれたのがこちらのワインというわけです。
これは飲んでみなければ!!!というわけで・・・
キャラクターは決して軽すぎず、腰の据わった果実の濃さがあります。
そしてその葡萄の甘み・・・果実味と書くと凡庸としちゃいますが、
その伸びやかさがスゴイです。のびるのびる?。
ベリーAの味の広がりしてはとても広い感じ・・・ワンルームだけど12畳の部屋みたいな。(笑)
ボーペイサージュの自社畑ワインと同様に仕込み(手による除梗、無破砕、亜硫酸無添加)されているそうで、
買い葡萄とはいえ、このあたりは、岡本さんの本領発揮でしょうか!?
自社畑のものではないからでしょうか?ラベルが真っ白なんですよね。
このあたりにも岡本さんの、妥協への悔しさというか、妥協しないプライドというか、
そういうのが現れているような気がします。(苦笑)
都内の各飲食店などでも、けっこう飲めるところがあるようですね。
直接お伺いしてみたところ、白の甲州バージョンもあって、
2月後半くらいからは一般販売もされるようなので、
買ったら、あらためてワイン会でみんなで飲もうと思います!(^-^)
ボー・ペイ・サージュ/HOSAKA No name 赤(マスカットベリーA)/2008
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