近所のスーパーのワインコーナーが
あなどれないのです。
こちらのワインが1000円です。
2000年の9年熟成ワインですよ?
キラリと光る仕事をしているのは
きっと腕利きのバイヤー・・・やるなっ!?
泣く子も黙って鼻水をたらす、
アルザスの巨匠マルク・クライデンヴァイス
・・・が、
南仏のほうで造るのがこちらのワイン。
やっぱり畑用のいい場所って
地元ではもう残ってない&いま以上に量を作れないんでしょうか。
いま、いろんなブルゴーニュやボルドーの造り手も
南仏に栽培地を求めて殺到してますもんね。
樹齢80年くらいの
カリニャン60%、シラー20%、グルナッシュ20%から。
いわゆる南仏的な黒系スパイスとかハーブとかも
まだ残っていますが、
さすがに熟成を経てボディもスマートでダンディ。(謎)
アルコール度数よりもぜんぜんクールな感覚。
なにより熟成感の旨味も楽しめて、
舌触りすべすべシルキー。
ぐいぐい飲んじゃいました・・・
いや、これで1000円はお得すぎ・・・
GOOD JOBです!
で、マルクさんはビオのワイン作りの名手でもあって、
5分の1くらいワインを残して5日後くらいまで変化を監視。
毎日ちびちびと経過を楽しんでいたのですが・・・
恐ろしい・・・果実感がなかなか失われないのです・・・
不死身ワイン?
酒質の強いワインというか"魂"入ったいいワインですね。
調べたら南仏には醸造設備がなく
ブドウのままアルザスまで搬送しているらしいです。
ワインに現れた気合、納得です!