お会いするたびに
あふれでる気合と情熱のまなざしに圧倒されてしまう本田さん。
(※ピノの樽銘柄も気合がすごかったですが・・・)
元サラリーマンから身を起こしワイナリーを設立、
そしてついに念願の免許を取得されましたが、
樹を植え、それが実り、ワインになるまでは、
それは想像を絶する大変な忍耐と苦労でしょうし、
ただただ、すごいなあ・・・と思ってしまいます。
このバッカスを飲んで、
バッカスの印象がちょっと変わってしまいました。
バッカスにありがちな、いわゆるフルーティーな酸が目立ってくることもなく、
とてもマイルドにコントロールされていて、とにかくとにかく上品なバッカス!!!
フリーラン果汁のみを贅沢に使っているとのことで、
これまた気合と情熱が伝わってくるワイン。
単調でキツいマスカット系ではなく、
熟したグレープフルーツや白い花の香りが
控えめに、しかし、華やかに届いてきます。
果実感も、とてもやわらかく、しっかり楽しめるふくらみもあって、
うーん、リッチ。(このあたりが本田さんのセンスだと感じました!)
カベルネフランやアルバリーニョなど(そしてピノノワール!)にも
トライしているフェルミエ。
2005年に植えた樹の成長といっしょに本田さんの本領発揮が
これから楽しみです!
※バッカス=シルヴァーナとリースリングの交配種×ミュラートゥルガウ
【フェルミエ 公式サイト】