元・某証券会社出身の本多さんが、
家族経営されている新潟のワイナリー。
昨年FOODEXでもお会いしましたが、
物腰の柔らかい、笑顔の方でした。(^-^)
【フェルミエ公式サイト】
2006年がファーストリリースだったという
ほんとうにまだできたてホヤホヤのワイナリーで、
というか現状はまだ自社畑の樹齢も低く、
買いブドウでのワイン作りが続いています。
このピノ・ノワールも
おなじく新潟県にあるカーヴ・ドッチのものだそうです。
カーヴ・ドッチの醸造したピノ・ノワールも
飲んだことがあるのですが、
おなじブドウでも本多さんの手にかかった
こちらのピノ・ノワールはとても繊細で、
よりクリアな印象をうけました。
とても僭越ながら、センスや個性が感じられました。
とはいえ、やはり、
こじんまりとした線の細い酸に、
ドイツ系デイリーワイン的ピノノワール風な
少々乾燥した果実味にとどまっていて
むむむ・・・正直、
ピノ・ノワールとしては物足りません。
加えて、こちらのワイン、限定260本にして、
5250円と、かなりパワフルなお値段なのですが、
新樽・・・しかも、ロマネコンティが使用しているものと同じタイプの樽で(!)
熟成されたそうで、その先行投資分も乗っているのかもしれません。
0.7haの自社畑からのワインは
2009年にリリース予定。(ついに今年!)
アルバリーニョ、カベルネフランなども
栽培されていて順調だそうです。
本多さんのフェルミエワイナリーの本領発揮は
ここからなのではないでしょうか!?(^-^)
【本多さんのブログ】
http://fermier.jp/blog1/
【本多さんの奥様のブログ】
http://fermier.jp/blog2/